保険診療をやめて自費移行するためのステップ その61(音声あり)

自費移行中、または自費移行を検討中の整骨院・接骨院の先生方こんにちは。

香川県高松市で自費治療専門の国分寺整骨院を開業しております田口誠二と申します。

このチャンネルは、整骨院・接骨院の先生が自費移行する際に参考になる情報を、成功されている先生と対談する形でお伝えしています。

お時間のあるときにぜひお聴きいただけましたら幸いです。

音声データでも聞くことができるようになっておりますので、

通勤時に聞き流していただいても結構です。

音声はこちら

ベテランの先生が率先してクリアな自費での経営を進めた結果

では今回もアドバイスいただける先生をご紹介します。

兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院の院長であり、
治療院成功塾を運営されている作尾大介先生です。

作尾先生、今日もよろしくお願いします!

皆さん、こんにちは。
治療院成功塾の作尾大介と申します。
よろしくお願いいたします!

作尾先生、前回も治療院成功塾の塾生の先生の自費移行に関してのインタビューをご紹介させていただきました。

はいそうですね、今回はまた、私が運営している治療院成功塾の先生のインタビューをご紹介します。

お願いいたします。
今回の先生はどのような方なんですか??

はい、今回ご紹介する先生は、あるベテランの先生です。
インタビューはまず、自費移行して良かったことをお聞きしました。

【自費移行して良かったこと】は、

私の場合は開業歴=保険という感じで自費率8%つまり保険92%の整骨院でした。
自費に取り組みだしたのが10年前で、少しずつ自費に変えていきました。

何が一番自費にして良かったと言うと、月の終わりのレセプト作業から解放されたことです。
また、失礼ながら保険患者さんの質が良くない方がおられたのも事実です。
夏の暑い時期に、汗臭い作業着をきたまま治療所にこられて、患者さんがものすごいにおいを放ちながら院内に入ってきて、ベッドで施術したことは懐かしい思い出でもあります。(笑)

ということでした。

なるほど、保険の患者さんあるあるですね・・・。
このベテランの先生は、保険率92%からの自費移行ですよね。
よく自費移行されたと思いますが、何が問題で踏み切れなかったのでしょうか?

はい、その部分をお聞きすると、

当時は、まだ自費で成功している人が周りに少なかったこともあり、本当に自費でいけるのか、という不安がありました。
また当時の売り上げを手放す事が怖かったこともあります。
自費に変えて患者さんが本当にきてくれるのかも不安でした。

とおっしゃっていました。

そうですか。
自費で成功されている人が周りにいないとイメージもできませんよね。
しかも保険である程度の売り上げがあれば、それを手放すという怖さもストレスもは大きいと思います。
でもそれを乗り越えて自費移行することで大きくお気持ちが変わったのではないでしょうか?

そうなんですよ。
その先生が自費移行したことで「解放されたストレス」として挙げられていたのが、

レセプト業務からの開放です。
現在は、ほぼ98%自費なので、レセプトは月に2~3枚です。

ということでした。

やはりあのレセプト業務が大きなストレスだったんですね。
毎月毎月ありもしない嘘の受傷機序を作り上げて文章にするなんて、まともな神経の人は参ってしまいますよねw
この先生は何きっかけで作尾先生の塾に入られて自費移行しようと思ったんですか?

はい、きっかけをお聞きすると、

保険にどっぷりと浸かっていた当時は、「業界の中でも見本になって皆さんを率いていく」と本気で業務にあたっていました。しかしもう保険業務だけではこれから整骨院は成り立たないと気づきました。
今度は保険に頼らず、自費で経営できるように他の同僚の先生方の見本になりたいと思いました。

とおっしゃっていました。

なるほど、やはり真面目な性格の先生なんですね。
こういったベテランの先生が率先してクリアな自費での経営を進めていくことで、業界全体に及ぼす影響は大きいですよね。

本当にそうですよね。
この先生は、

自費売上は10年前に少しずつ移行したころからは、8倍以上になりました。
本格的な自費以降は、3年前のコロナ騒動がきっかけで一気に進みました。
作尾先生からのアドバイスもいただけたのが良かったです。。

という状況を教えてくださいました。

さすがは作尾先生の塾生の先生ですね。
素晴らしいです!

ありがとうございます。
そしてその経験から、自費移行に悩んでいる先生に一言アドバイスをいただいています。

保険どっぷりの先生が、自費に移行するのは相当覚悟が必要です。
それだけ保険は甘い蜜です。(笑)
保険時代は何とか柔道整復師の保険業務が伸びていかないかと考えていた時期もありましたが、あまりにもグレーな部分が多すぎましたし、それを悪用して、稼ぎ倒した悪い先輩の先生方もおられました。
柔道整復師の仕事は、世の中に必要な素晴らしい業務です。
その仕事を正当に行うことこそが、社会に受け入れられ信頼されるのために必要なのだと思います。
保険を使わなくても先生にお願いしたいという患者さんを増やして社会に貢献する、そのように残された人生を過ごしたいと考えています。
あなたの覚悟次第で自費でも本気でがんばれば大丈夫です!

とおっしゃっていました。
長年の保険時代からの大きな転換を果たした先生のリアルなメッセージが全国の先生に響くといいですね。
また他の塾生の先生にもインタビューをしておりますので、また次回ご紹介しますね。

はい、非常に楽しみです。
作尾先生、本日も貴重なお話しをありがとうございました!

ありがとうございました!

次回はこの続きになりますのでしばらくお待ちくださいね。
では今日はこの辺で失礼します。

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