第37回 さすがにもう治療費の支払いのキャッシュレス対応をしていますよね?

昨年2019年の10月1日から、経済産業省主導で進められてきたキャッシュレス決済の消費者還元事業も、当初の予定の6月末まであと2ヶ月と迫ってきました。

この事業を機会に現金派からキャッシュレス派に変わったという方も多いですよね。

私自身も現金をほとんど使わない月もあるというくらいキャッシュレス派になりました。

私が運営する国分寺整骨院の患者さんでも、ずっと現金でお支払いされていた方が、

「頑張って○○ペイをスマホに入れてみたんです。全然わからんけどポイントがつくからここで使ってみてもええ?」とお試しで使われることも多くなりました。

当院での支払いの割合も、昨年の10月には急にキャッシュレス派が30%近くになり、今では現金派が49%、キャッシュレス派が51%と現金派を逆転しました。

丸一日現金を受け取らない日もあります。

さて、このように世の中の仕組みが政府主導でキャッシュレス化している今日、まさかまだ現金決済にこだわっている治療院はないですよね?

もしまだ対応していないという方がおられたら、黄色信号ではありません。

赤信号が点灯していますよ。

改めて取り上げるまでもない話題ではありますが、今日は「なぜキャッシュレス化が必要なのか」も含めて当院が導入しているキャッシュレス決済の種類をお伝えいたしますので参考になりましたら幸いです。

キャッシュレス化のメリット

1. 患者さんのメリット

・ポイント還元がある

これが一番のメリットでしょうね。PayPayなどでは期間限定のサービスで1,000円以上還元されることもあり、当院でも6,600円の治療費でその場で1,000円還元が受けられた患者さんもおられます。

・お金のやり取りがないから決済がスピーディー

現金のやり取りがないですから、お財布からいくら出してお釣りをいくらもらって・・・という煩わしさが一切ありません。ピッとスキャンして終わり。ストレスフリーの会計です。レジで行列ができるのはこのお金のやり取りが原因であることが多いです。

・お金のやり取りがないから手が汚れにくい

今は新型コロナウィルスの感染拡大防止に様々な対策が取られていますよね。コンビニではトレーの上で現金のやり取りをして直接触れないということをやっていますが、お金自体は渡す側、受け取る側のそれぞれが触れてしまいます。やはり感染拡大防止という面でもキャッシュレスは有効です。

・使用履歴が一覧で表示されるので管理がしやすい

私自身もキャッシュレス派ですが、使用履歴が一覧で見られるので入出金の管理がしやすいです。どの項目にどれだけ使ったかも把握しやすいので「来月はここを減らそう」という管理もできます。

2. 治療院側のメリット

・お釣りを用意する必要がない。または両替の回数が減る。

お釣りの準備や銀行での両替をする手間って結構大変ですよね。当院ではお札は全て新札でお渡しするので週に何度も両替していました。キャッシュレスが半数以上になった現在ではその頻度がかなり低くなりました。手間が減るというのは最大のメリットかもしれません。

・口座に直接入金されるのでお金の管理がしやすい。

指定口座に直接売り上げが振り込まれますから、お金の管理がしやすい点があります。レジ内の売上金をわざわざ銀行に行って入金する必要がないということです。この手間も当たり前と思ってはいけません。不要な作業が減れば、その分は他の作業にあてることができます。

・入金履歴が一覧で表示されるので管理がしやすい。

指定口座の入金履歴が通帳などで一覧で確認できますから、日計表などとの照合もしやすいですよね。売り上げと入金の確認は必須作業ですから通帳記入だけで管理できるのはありがたいです。

・スタッフの不正行為やレジの打ち間違いが減る。

あってはならないですが、現金を扱っている業種では必ず問題になるのがスタッフの不正行為です。キャッシュレス化しておけば現金自体をやり取りしませんから、不正が起こりにくいというわけです。また、レジ内の金額が合わないということも減りますから、キャッシュレス化はやはり必須ですね。

 

では治療院のキャッシュレス化のデメリットはないのでしょうか?

キャッシュレス化のデメリット

1. 患者さんのデメリット

・管理をしっかりしないとお金の感覚が薄れて使いすぎる。

これは治療院の支払いに限らずよく聞きます。たくさんチャージしたから使っても大丈夫、ポイント獲得のために余分に使うという人もいるらしいですから、人によっては使いすぎてしまうということがデメリットなのかもしれません。

2. 治療院のデメリット

・入金にタイムラグがある。

決済手段によっては翌営業日に入金されるものもありますが、半月先、1ヶ月先に入金というものもあります。1万円以上になったら入金という場合もありますが、いずれにしても入金まではタイムラグがあるということがデメリットの1つです。

・手数料がかかる。

クレジットカードにしろ、電子マネーにしろ、決済手数料が3%程度かかります。現金に比べるとその分売り上げが落ちるということも言えるでしょう。しかしながらその程度は必要経費ですから、現金オンリーにこだわってしまいキャッシュレス派の患者さんの購買機会を失うことを考えたらデメリットにもならないと思います。

キャッシュレス化への障害

では、現金オンリーという治療院の先生がキャッシュレス化に難色を示す理由はなんでしょうか。

「アプリとか機械とか苦手で・・・」

「設定とか難しそうで・・・」

「手数料を取られるのが嫌で・・・」

こんな声が聞こえてきそうですね。

アプリとか機械とか苦手でも、スマホにアプリを入れて使うだけです。

まさかゲームアプリは入っているけど決済アプリは使えない、入れたくないという人はいませんよね。

まあ院がヒマなのにスマホにゲームアプリが入っている時点で終わりですけど(笑)

それはさておき、決済アプリは誰でも使えるように作ってくれていますのでご安心ください。

国分寺整骨院で導入している決済手段

次に国分寺整骨院で導入している決済手段を参考までにお伝えします。

1. 楽天ペイ

導入費用は0円です。

各種クレジットカードだけでなく、交通系やWAONなどの電子マネーも対応しています。

入金は決済金額に関係なく早くて翌営業日です。

手数料は現在3.24%ですので、高くもありません。

スマホのアプリでやり取りするので、個人のスマホを使っているとスタッフに操作してもらうときに抵抗があるのがデメリットでしょうか。

2. PayPay

導入費用は0円です。

QRコードを患者さんのスマホで読み取ってもらい、金額を入力してもらいます。

入金は1万円以上になれば翌営業日に入金されます。

手数料は現在0円です。いずれ指定の銀行以外の口座入金の場合は手数料がかかると言われています。(2020年7月からの予定)

当院では指定の銀行の口座を開設しましたので、今のところ手数料はずっと無料です。

 

2. タイムズペイ

導入費用は0円です。(写真にあるもの全て0円で導入できます)

各種クレジットカードだけでなく、交通系やWAONなどの電子マネーも対応しています。

入金は半月ごとです。

手数料は現在3.24%ですので、高くもありません。

専用のタブレットやレシートプリンターも無料で支給してくれますので、使い勝手はいいです。

問題があるとしたら入金にタイムラグがあるくらいでしょうか。

3. コイニー

導入費用は0円です。

各種クレジットカード対応です。

入金は1ヶ月ごとです。

手数料は現在3.24%ですので、高くもありません。

他の決済手段に比べて使い勝手が悪いので使用していませんが、不具合があった時のための予備として置いてます。

 

結論

以上キャッシュレス化のメリット、デメリットなどを書きましたが、結論としては導入しないという選択肢はないです。

患者さんにとっては利便性が上がりますし、ポイントも貯まるのでお得感もあるのは事実ですから、それを治療院の都合で現金オンリーにする理由は何もないと思います。

もはや、キャッシュレスなのか現金なのかという議論の余地もなく、自費治療専門院はキャッシュレス化が進んでいます。

冒頭でも書きましたが、自費治療の患者さんはキャッシュレス派の方が多いです。

そしてキャッシュレスを導入していないということは、自費の患者さんから避けられる可能性だってあります。

保険治療からの脱却を考えている先生なら、導入費用はかからないですし、キャッシュレス決済を導入するだけ、それくらいは真似できると思いますのでまずは取り掛かってみてください。

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