このブログをお読みの治療院の先生方、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日が仕事始めという先生も多いと思います。
年末年始のお休み中はしっかりと休めましたか?
昨年はコロナの影響が大きくあったという先生は、まだ先行きが不透明ながら心機一転「2021年はなんとか昨年のマイナス分を取り戻したい」という思いで始動していることと思います。
ちなみに私の院である国分寺整骨院は火曜日が休診日ですので明日1月5日(火)までしっかりとお休みさせていただいております。
目次
自費移行をもう後回しにはできない理由
さて、昨年2020年は観光、旅行、飲食などさまざまな業界が2月から思いも寄らないコロナ騒動に巻き込まれ、休業どころか廃業ということも珍しくない非常に苦しい思いをされているということはご承知の通りです。
我々の治療院業界も例外ではなく、特に保険を扱っている整骨院・接骨院は売り上げが半分以下になった院もあったというお話も聞きます。
それに比べ私の院のような自費治療を専門にしている院はほとんど影響がなかったそうです。
私の院は前年と同じでしたが、むしろこのコロナ禍で売り上げを伸ばした先生も多くおられます。
「まだいけるんじゃないか?」
「今年こそは元通りになるんじゃないか?」
こうやって自費移行をズルズルと先延ばしにしていると、
いずれやってくるのが「どうしても自費化しないといけない状況」です。
具体的にいうと
・柔整の療養費扱いの締め付け
・それに伴う不正の摘発
です。
つまり本来の目的以外には療養費の扱いができなくなる状況です。
当たり前と言えば当たり前ですが・・・。
健康保険などを扱うことができなくなればその日から自費治療のみを扱わなくてはいけませんので、嫌でも自費移行せざるを得ません。
過去にもこのブログ内で自費移行のためのステップをお伝えしています。
第23回 これを見れば誰でもできるスムーズな完全自費移行までの7つのステップ(その7)
これをお読みになって順番にやっていけば数ヶ月で自費移行は完了できます。
しかし、
「一部の人しかできないんやろ?」
「難しすぎてハードルが高すぎて最初からやる気がしないわ」
「読んでその通りにできたら誰でもできるやろ」
とお思いになるお気持ちも分かります。
私も数年前は同じお気持ちでしたから。
自費移行の最大のポイントは完全予約制
私が考える自費移行の最大のポイントは「完全予約制」の導入だと思います。
第18回 これを見れば誰でもできるスムーズな完全自費移行までの7つのステップ(その2)
このブログでもお伝えしています。
自費移行当時の私が1番ハードルが高いと感じたのはこの完全予約制です。
「思いついたときに来られない人が多くなるやん」
「あの人はいつも忙しいから予約なんかしてくれんわ」
「来たい時に来てもらえるようにしたかったのに・・・」
実際に私もこのように思っていました。
しかし幸いなことにコロナ禍ではこの完全予約制が功を奏しました。
なぜなら
・密になることはない。
・治療と治療の間に消毒などの感染症対策がしっかりできる。
・新しい生活様式でも推奨されている。
このような理由から患者さんが安心して通院できる環境がコロナ禍以前からすでに出来上がっていました。
完全予約制のシステムは導入してしまえば運用はとても簡単ですしメリットが多いです。
・飛び込みの患者さんはいないから予定が立てやすい(急患を除く)。
・予約を取って予約日、予約時間に来てもらうだけ。
・治療計画も立てやすいから症状が計画的に改善していく。
ここでこう思った方はいませんか?
「4週間も先の予定なんか分かるか?」
「予約したこと自体忘れて来ないんじゃないか?」
「急用ができたらどうすんの?」
どれもこれも私が自費移行前に感じていたことです。
完全予約制導入までの最初のステップとは
さて、ではこれらの疑問を解決しつつ、自費移行の最大のポイントである完全予約制を導入するために、先生方が今日からできる唯一の方法をお伝えします。
それはとても簡単です。
「完全予約制のお店を予約して利用する」
これだけです。
え?本当に?こんなんで?とお思いの方、本当です。
いつも利用している
・美容院
・歯科医院
・レストラン
・居酒屋
・エステ
このように初めていくお店じゃなくても構いません。
いつも行っているお店を予約するだけです。
これなら流石に誰でもできますよね。
先生方がまず、完全予約制を導入しているお店や治療院などの予約をして、予約通りにそのお店を利用する、というだけです。
「約束を守る」こと、できていますか?
予約した患者さんが約束通りに来ない、というのは実は先生方に問題があるからなのです。
患者さんは約束通りに来て欲しい、でも自分は予定が分からないから約束しない、または約束を守らない、これではうまくいくはずがありませんよね。
約束を守って欲しいなら、自分も約束を守る、基本的なルールです。
人として当たり前ですけど、できない人が多いです。
どうしても外せない用事ができたから予約を変更するというのは仕方ありませんが、この「どうしても外せない用事」というのは次の用事だけです。
1。身内の不幸
2。自身の急病
3。奥さん、子供の急病
これ以外はどんなことがあっても先に約束してある「予約制の店の予約」を優先してください。
・なんか面白そうなイベントがあるから約束を変更しよう
・友達に飲みに誘われたから予約を一日ずらしてもらおう
・急に髪を切りたくなったから予約を変更しよう
このような短絡的な考え方は捨てて、まずは約束を守ることに徹しましょう。
完全予約制の店を予約する。
↓
約束通りに利用する
↓
それを繰り返す
↓
自分の院でも患者さんの予約をとる
↓
約束通りに来てもらう
こういう順番で進めていけば
完全予約制の導入ができる
↓
自費移行できる
↓
コロナ禍でも大きな影響を受けない
このように順序よく進めていくことができます。
完全予約制の店を予約通りに利用することを続けていけば、今まで感じたことがない、思ったことがないことも学べるでしょう。
自費移行するためにまず
完全予約制のお店を予約する。
これが誰でもできる自費移行のためのベイビーステップです。
2021年の最初にまずこれからやってみてください。
それでも分からないことがあれば整骨院完全自費化スクールまでメールでご質問くださいね。
整骨院完全自費化スクールでは、会員の先生には個別に内容を見て改善点をお教えしています。
「患者さんからの問い合わせがない」
「以前に比べて問い合わせが減った」
「コロナ禍で患者さんの来院数が減った」
このようにお感じで、整骨院完全自費化スクールにご興味がおありだという先生は、まずはメールにてお問い合わせいただけましたら幸いです。
info@shikoku-jihi.com
では今年もよろしくお願いいたします。