さて、前回のブログでは患者さんとのコミュニケーションを改善するポイントをお伝えしました。
先生ご自身の話し方や言葉のクセなどを客観的に聞いてみましょうということでしたね。
今回はその話し方に関連して、治療効果が上がる話し方のポイントをお伝えいたします。
最後まで読んでいただければ、今までより患者さんの治療効果が上がるのを実感していただける内容になっていますのでぜひお読みください。
先生自身も気付いていない意外な口グセ。
普段、ご自身の話し方のクセは気づきにくいものです。
前回お話ししたような録音して聞き返すして初めて気づく場合も多いでしょう。
実際に私もそうでした。
次のようなお話し方をされている場合は注意が必要です。
1.【たぶん】このままいけば良く【なるんじゃないかと思います】
何気なく言っている方が多いかもしれません。
でも患者さんからしたら「え?たぶん?」となります。
これでは先生の自信がないということが伝わってしまいますので、
計画的に治療を受けられたら良くなりますよ。
このように言い切ってみましょう。
2.【おそらく】大丈夫だと【思います】
これも同じく自身の無さが現れてしまいます。
大丈夫じゃなかったらどうしよう?突っ込まれたらどうしよう?という思いが見え隠れします。
もちろん未来のことは誰にも分かりませんが、根拠を持って治療されているのであればはっきりと
「〇〇さんに最適な治療を行いましたので大丈夫です」
と言い切ってしまいましょう。
3.良くなる【と思います】
これも同じですね。
「良くなりますよ」
という言い方でいいです。
4.【とりあえず】電気を当てて、その後に治療します
患者さんには「え?とりあえずなん?」と受け取られます。
治療の順序を説明するのであれば
「最初に電気を当てて、その後に治療します。」
だけでいいですね。
5.【とりあえず】経過をみていきましょう
これも同じく、
「順調ですのでこのまま経過をみていきましょう」
と順調である根拠を説明しましょう。
写真や動画を使うと分かりやすいです。
前回はこう、今回はこうというように改善した動きや形を説明すると分かりやすいですね。
6.【よろしかったですか?】
これは電話営業の人から良く言われます。
「院長先生でよろしかったですか?」とか・・・。
どこで習ったのか分かりませんが、「院長先生でしょうか?」で伝わります。
「よろしいですか?」
と言い換えてみましょう。
7.次回は【できれば】来週【くらい】に来てください
次回予約の際には、
「次回は来週中に来てください。」
とはっきり伝えましょう。
そのためにはしっかりとした治療計画をお伝えする必要がありますが、
「こういう理由で来週中の治療が必要です。ですから来週中に来てくださいね。」
とはっきりとお伝えするほうが患者さんのためにもなります。
8.こういう動きは【しないでください】
否定してしまうと患者さんは萎縮してしまいます。
「こういう動き方に変えてみましょう」
という方が受け入れてもらいやすくなります。
クセを変えるのは治療と同じです。
先生方は長年の慢性的な症状の患者さんを一度で全て治すことはできませんよね。
計画的な治療とともに、患者さんご自身の普段のクセや、できる範囲で生活習慣を改善することで症状も良くなっていきます。
それと同じです。
口グセもできる範囲で「気付いたら直す」ということを繰り返していくと、クセをクセで上書きしていけます。
前回お話しした「録音して聞き直す」という方法もとても有効です。
このような方法を試しながら、ぜひ患者さんとの会話で治療効果が上がるようなお話し方を目指してみてください。
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