皆さん、こんにちは。
前回に続き整骨院、接骨院の先生方が、今後の整骨院業界で成功するために1番最初に取り組むことを順番にお伝えいたします。
整骨院完全自費化スクールの田口誠二が、
治療院成功塾の作尾大介先生と対談する形で、
特に自費移行をお考えの先生方の参考になるような内容となっておりますので、ぜひお時間のある時にお読みください。
音声データでも聞くことができるようになっておりますので、通勤時に聞き流していただいても結構です。
音声はこちら
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今回は
「骨模型と解剖図の処分」
というテーマでお伝えいたします。
今回も「治療院成功塾」の作尾大介先生にアドバイスをいただきながらお伝えいたしますね。
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今回も前回までと同様に自費移行の初歩的なステップをお話ししていこうと思います。
今まで5回にわたっていらないものをお伝えしてまいりました。
保険関連のステッカーやポスター、漫画や雑誌、観葉植物に飾り用の小物、そしてテレビと治療院にいらないものってたくさんあるんですね?
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その通りです、みなさんが思っている以上に治療院に不要なものって多いんです。
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そうなんですよね。これまでのお話からすると、つまり治療に必要のないものは全ていらない、と考えてよろしいですか?
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はい、そうですね。
実際に治療に使うベッドや枕、治療中に使う毛布やタオルはもちろん必要です。
しかし、それ以外の小物類や壁掛けの絵なども全ていらないものとして考えていいと思います。
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そうすると、治療ブースに置いてある骨模型は小物じゃないから置いておいても大丈夫ですか?
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それがですね、意外かもしれませんが実は骨模型も処分した方がいいんです。
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えっ!?そうなんですか?
治療の時に説明したり、どの治療院にも全身骨格や部分的な骨模型って置いてありますよね?
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そうですね、一般的な治療院には大体置いてありますよね。
でも骨模型って逆に患者さんを緊張させるものの一つなんです。
普段から骨模型を目にしない患者さんからしたら、ガイコツが隣に立っていたらやっぱり怖いでしょ?
怖いものを隣に置いて「リラックスしてください」といってもやっぱり無理なんですよ。
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なるほど、私たちは見慣れているから思いもしませんでしたが、一般の人にとって等身大のガイコツを見たらやっぱりギョッとするかもしれませんね。
それは分かりましたが、治療の説明の時に困りませんか?
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それも大丈夫です。
わかりやすい説明モデルを使って説明することを心がけると、実は骨模型なんて必要がありません。
もしもどうしても骨模型を使って説明したいという方がいたら、普段は患者さんの目につかないところに隠しておいて、説明の際に持ってくるようにしたほうがいいでしょうね。
それくらい患者さんにとってよくない刺激の元になると考えたほうがいいでしょう。
そして逆に治療効果を下げてしまうものだということが言えると思います。
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なるほど、確かに自分の苦手なものに置き換えるとわかりやすいかもしれません。
20年以上前に通っていた歯医者さんはJリーグのファンだったらしく、待合室に所狭しとユニフォームやサインボールを飾っていたんですね。
多分何十着もありました。
私はJリーグに興味がありませんので目障りだったので自然と通うのをやめました。
今ではその歯医者さんは存在していません。そんな感じですか?
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まあ、ちょっと違いますがそんな感じだと思っていいです(笑)
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ではひょっとして解剖図やデルマトームなどの壁掛けの図もいらないんですか?
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はい、あれも骨模型と同じ理由で必要ありません。
私の院でもかなり前に処分しました。
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そうなんですね、と言いながら、私の院でも作尾先生を見習ってかなり前に処分しました。
でも何も困らないですよね。
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そうなんですよ。
結局、治療自体にはなんら困らないし、なんならリピート率も上がって、骨模型をおいていた頃に比べたら売り上げもかなり上がってますからね(笑)
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ですよね(笑)
結局、自費移行も治療院経営も患者さん目線で考えるということが大事なんですね。
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その通りです。
自費移行した先生、自費治療院で成功されている先生の院には実際に骨模型を置いていない、ということが全てを物語っていると思います。
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そういうことですね。
本日も貴重なお話をありがとうございました。
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【治療院成功塾】
https://chiryoin-jihiseiko.com/
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【整骨院完全自費化スクール】
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(監修 柔道整復師 田口誠二)