保険診療をやめて自費移行するためのステップ　その5

今回も前回までと同様に自費移行の初歩的なステップをお話ししていこうと思います。

1つ目が各種保険取り扱いのステッカーや保険関連のポスターを剥がすことだったと思います。

2つ目のステップとして、待合室の漫画や雑誌の処分でしたね。

3つ目は「待合室や治療ブースの観葉植物」の処分ということでした。

そして4つ目のステップとして「院内を飾る小物類」も処分しましょうというお話でしたね。

処分するものが多い印象ですが、まだまだあります。

そうですよね。

そもそも自費の治療院と保険の治療院の大きな違いってなんでしょうか？

しっかりと計画を立てて治療するために予約制であり、ある程度の治療費をいただいて治療しているのが自費の治療院です。

その違いは大衆向けか、限られた人向けかという違いが大きいのではないでしょうか？

例えばその大衆向けの代表のようなもので治療院にあるものってなんでしょう？

保険の院の待合室によくありますよね。

ワイドショーとか流れていたりするので品がないですよね。

予約制じゃないから混んできたら待合室で時間を潰すために流して見てもらう、みたいな感じですかね。

テレビって、やっぱり大衆向けですから、予約制の自費治療院でしたらいらないものということでよろしいんでしょうか？

それと、予約制でない保険の治療院の場合、いつ誰がどのタイミングで来るかわからないから、テレビや雑誌でもみて時間をつぶしてね、ということだと思います。

誰がどのタイミングで来るかわからないから、時間帯や曜日によっては患者さんが集中することもありますよね。

そうすると準備しておかないといけないのがスリッパだと思います。

うちも遠い昔は１０足くらい玄関に並べていましたが（笑）

しかも大量に並べてあるから綺麗に整然と並んでいることなんかほとんどありません。

ということは見た目も雑然としていて「大衆向け」みたいな雰囲気がでてしまうんです。

これではある程度の金額を払って治療を受けられる自費治療の患者さんは敬遠してしまうでしょうね。

ただ、不要のものを処分してスッキリさせるだけでまずは自費治療院への第一歩が踏み出せるとしたらそんなにハードルは高くないかなとも思いますので、その辺りから取り掛かると自費移行が進めやすいと思います。

貴重なお話をありがとうございました。