2021年1月7日、一都三県で緊急事態宣言が発出されました。
東京での感染者が1日に500人程度になる、というのが宣言解除の目安だそうです。
そうなると暖かくなる4月くらいまで続けられるのでしょうか?
先日テレビでは緊急事態宣言が発出されたら?という街の声を拾っていました。
飲食店店主が
「本当に厳しいです。1日6万円もらっても家賃にもなりません。」
さらに多分保険メインであろう接骨院の先生が
「前回の緊急事態宣言では給付金をもらって乗り切りましたが、患者さんが減って大変でした。今回はどのくらい患者さんが減るのかと考えたらもう頭が痛いです。」
患者さんが減ったら頭が痛い?
患者さんが減るということは元々たいして頼りにされてなかったんでしょうか。
肩を脱臼した患者さんが
「今はコロナが怖いから緊急事態宣言が解除されるまで肩の関節が外れたままでいよう。がんばろう。」
スポーツで足をひどく捻挫した患者さんが
「めちゃくちゃ腫れて痛いけど、今は治療せずに我慢しよう。よし。気合で乗り切ろう。」
こんな人います?
怪我したらやっぱり接骨院でも病院でも行くでしょう?
逆に
「なんか腰が重いから500円で揉んでもらおう。」
「ちょっと肩こりやなあ。マッサージしてもらいに接骨院にいってみよう。」
と本来の保険適用の症状以外で通われていた人たちは「今はやめておこう」となると思います。
多くの治療院の先生方にお話をお聞きすると、そういう人たちばかりを相手にしていると緊急事態宣言下では患者数が減る傾向にあります。
悲しいことですが事実です。
じゃあ、患者さんが減るのは事実として受け入れたとして「今から何ができるのか?」という前向きな考え方をした方がいいと思いませんか?
「いやいや交通事故の患者さんがいるからまだ大丈夫」
という先生はぜひそうして下さい。
(本当に交通事故の患者さんを扱ってもいい、しっかりと勉強をされている整骨院の先生は全国でも少数だと思います。)
それを選択するのもあなたの人生です。
今すぐこの画面を閉じて下さいね。
この先は夢みたいなことは書いてませんから。
「やっぱりコロナで生活を左右されるのはもう嫌だ。」
「何かできることがあるなら真剣にやってみたい。」
という先生はぜひ読み進めて下さい。
緊急事態宣言下だからこそできること
私がこの緊急事態宣言下でご提案できるのが、
患者さんが少ないのだったらいっそのこと飛び込みの患者さんをお断りしませんか?
ということです。
「えっ?患者さんが少ないのに、せっかく来てくれた患者さんを断るの?」
こうお考えかもしれません。
しかしこれには理由があります。
事前に来院の約束をしてくれた計画性のある患者さんだけを診るようにして、治療と治療の間にしっかりと感染対策を行うといいと思います。
手洗いやベッドの消毒や入り口ドアの取手や待合の椅子、カウンターなども全て消毒したらどうでしょう。
しかも飛び込みの患者さんを断るんですから待合室は密になりませんよね。
どうせ患者さんが少ないんだったらそこまで変えても売り上げに大きな影響はないでしょう。
そして密にならない、消毒の徹底をブログやホームページで発信すればいいと思います。
(今時ホームページがない人は一旦諦めて下さい。)
ブログは無料で始められますのでアカウントを取得しましょう。
FacebookでもTwitterでもインスタでも発信しましょう。
アカウントがない人はそこからです。無料ですよ。
アカウントの取得方法が分からなければ、Google先生に聞きましょう。
「Facebook アカウント 取得」
「インスタ アカウント 新規」
こんな感じで検索したらネットが教えてくれます。
しかしここまで変更するにはお手紙書いて患者さんにお知らせする必要がありますので、その参考になるブログは過去に書いてありますから、文章ごと真似ていただいて構いません。自由にお使いください。
第18回 これを見れば誰でもできるスムーズな完全自費移行までの7つのステップ(その2)
一つ注意点ですが、事前の来院の約束をした患者さんだけ、と言いながら飛び込みの患者さんを受けたらダメですよ。
飛び込みで来られたらそこで来院の約束をしてもらって下さい。
ガラガラで今すぐ治療できたとしても、約束をとって次回また来てもらってください。
そこが一番難しくて大事なポイントかもしれません。
でも極端な話「さっきギックリ腰になった」という患者さんでも普通の人なら時間の約束くらいはできますよね。
当院でも当日の急患がおられますが、皆さんきちんと電話で時間を約束してくれますよ。
ただこのブログにも書いていますが、ご自分が時間や日にちの約束を守らない方は、まずはそこから直してくださいね。
自費移行を進めていく順番としては「約束を守る」というのが先です。
だって治療院だなんだという前に人として社会生活を送るための最低限のマナーですから。
上のブログの意味がわからなければ3回読んでいただくと少しはわかるかなと思います。
3回も読めないという方は次のブログにあるように1行だけ読んでみてくださいね。
自費治療と飛び込みの患者さんの相性
自費治療と飛び込みの患者さんとの相性は良くありません。
しっかりと自費で治療費を払って治療を受けたいという患者さんは事前に来院の約束をしてくださいます。
ということは自費の患者さんを集めるには飛び込みの患者さんは断らないといけないということがお分かりかと思います。
・患者さんが減った
・どうせなら約束してくれた方だけ対応する
・密にならない、消毒徹底などの情報発信をする
・少しずつ自費治療の患者さんが増える
・自費移行完了
こんなイメージです。
つまり自費移行するために保険患者さんが減るこの緊急事態宣言というのは大きなチャンスとなると思います。
冒頭の保険メインであろう接骨院の先生が「前回の緊急事態宣言では給付金をもらって乗り切りましたが、患者さんが減って大変でした。今回はどのくらい患者さんが減るのかと考えたらもう頭が痛いです。」と言っている暇があったら自費移行したらいいんですよ。
それと同じようなことを今から9ヶ月前、去年の緊急事態宣言が発出された2日後にもブログでお伝えしていました。
その結果、自費の売り上げを4倍にした整骨院完全自費化スクールの会員の先生もいます。
もちろんその先生はいろんな施策を実際に進めていったからその結果があるのです。
その先生は今回の緊急事態宣言も特に売り上げに影響はないでしょうね。
場当たり的に「困った困った」言うのではなく計画的に自費移行していきましょう。
私のブログを読んでもどの順番で自費移行したらいいか分からない方は有料で個人的にお教えします。
当然ですが入会金も月会費も必要です。ぜひお問い合わせください。
整骨院完全自費化スクールまでメールでご質問くださいね。
整骨院完全自費化スクールでは、会員の先生には個別に内容を見て改善点をお教えしています。
「患者さんからの問い合わせがない」
「以前に比べて問い合わせが減った」
「コロナ禍で患者さんの来院数が減った」
このようにお感じで、整骨院完全自費化スクールにご興味がおありだという先生は、まずはメールにてお問い合わせいただけましたら幸いです。
info@shikoku-jihi.com