2020年10月24日の土曜日の18時から、整骨院完全自費化スクールの会員の先生向けの月例のセミナーを開催しました。
今回は初めて会員限定のセミナーでしたので、いつもとは少し違った内容でお話をさせていただきました。
今年の6月から毎月1回開催してきましたこのセミナーですが、過去のセミナーでは
・自費移行の基礎中の基礎。これさえ押さえておけば自費移行は怖くない3つのポイント
・最大の難関にして最大のポイント「完全予約制」をスムーズに導入する方法
・驚くほど治療効果が上がる自費治療専用「ステップ回復プログラム」
・クレームが発生しにくい「治療院ビジュアル訴求法」
・離脱率をゼロに近づけるためのマル秘予約術
・患者さんから『次はいつ来ればいいですか?』と聞かれる問診スクリプト
・驚くほど治療効果が上がる自費治療専用「ステップ回復プログラム」part2
・実はダイエットと同じ!明日からできる自費治療の売り上げが40%アップする来院リスト作成法。
・短期的な売り上げが上がれば上がるほど逆にリピート率が下がる〇〇〇の法則
・短髪すぎてもダメ?今からできる治療効果が上がる身だしなみのポイントとは?
・ベッドの消毒作業動画をYouTubeでアップしたら逆効果に・・・実際の院内を見ながら学べる治療院ビジュアル訴求法とは?
このようなテーマについて4ヶ月間、4回に分けてお話をさせていただきました。
今回は会員限定でしたので、実際に患者さん役、施術者役に別れて、患者さんの案内や誘導に関して、きちんとやれば治療効果にどのような影響が出るのかを実感していただきました。
初めて来られる新規の患者さんはもちろんですが、既存の患者さんで何年も通院している方の場合でも、しっかりとした案内や誘導が必要です。
皆さんは意識しておられますでしょうか?
院のドアを開けた瞬間から治療は始まっていると言ってもいいと思います。
・来院
・受付
・待合で待機
・治療室への案内
・問診
・治療(手技、治療器機)
・会計
・次回予約
・お帰り
この一連の流れの中で、どの段階でつまづいたとしても治療効果や次回予約に影響が出てしまうので気をつけなくてはいけません。
例えば、
「トイレに行きたいんですが。」
と言った患者さんに、
「あ、あそこですのでどうぞ〜」
みたいに案内をすると、こう考える患者さんがおられます。
「電気のスイッチはどこかな?」
「スリッパは履き替えるのかな?」
「荷物はどこに置くのかな?」
「男女別になっているのかな?」
「誰か入っていないかな?」
このように少しでも迷ったり考えたりすると、その時点で患者さんは緊張をしてしまいます。
緊張した状態で治療を受けるより、リラックスして治療を受ける方が良いに決まってますよね。
ですから案内や誘導は新規、既存にかかわらずとても大事なことなのです。
そして今回のセミナーでは、その「案内・誘導」が体のどのような影響を与えるかを実際にやってみました。
今回のセミナーを受けられた会員の先生の感想を一部ご紹介いたします。
高松市 O先生(鍼灸師)
『今まで何も考えずに患者様に声をかけていましたが、今回のセミナーを受けて、声かけの大事さがわかりました。他ではなかなか学べないことを学ばせて頂きました。とても勉強になりました。今後の治療に生かしていきたいです。ありがとうございました。』
高松市 O先生(柔道整復師)
『お客様が入り口から入って出口から出ていくまでが治療なんだと再認識しました。お客様がリラックスするためにも自分自身もリラックスし、力が入っていてはダメなんだと大変参考になりました。ありがとうございました。』
丸亀市 勝部先生(柔道整復師・鍼灸師)
『改めて検査の重要性を感じました。一つ一つわかりやすく教えていただけるのでとても有難いです。他では学べないことばかりでとても勉強になります。』
次回は一般の先生方も参加できる「自費移行セミナー」を11月28日(土)18:00から香川県高松市の国分寺整骨院で開催します。
今年最後のオープンセミナーとなりますので、ご興味がおありの先生方は予定をあけておいて下さいね。
少人数制で定員は2名(残り2名)で、参加費は無料です。
なお定員は埋まり次第締め切りますので、少しでも自費移行にご興味がおありでしたら今一度お忘れになる前にメールでのお問い合わせをお願いいたします。
info@shikoku-jihi.com
(柔道整復師 田口誠二 監修)