自費移行の初歩編(その13) 誰かが費用の一部を払ってくれるのは当たり前?

先日美容室を経営されている方とお話をさせていただきました。

その方から

「接骨院と整骨院って何が違うん?」

「接骨院が保険が使えて、整骨院が使えないとか?」

というような質問を受けました。

一般的にはこのような認識なのだと思います。

『どちらも保険は使えますよ。でも急性のケガだけですけどね。』

「え!そうなん?そんな縛りがあったんやね。どんな症状でも保険が使えるんやと思ってた。実際に肩こりでも腰痛でも何回も診てもらったことがあるし・・・。」

『肩こりとか慢性の腰痛で通うのは全然構いませんが、自費治療になりますね、それ。』

「ほんま?それ。じゃあなんで保険が使えたん?」

『多分ですけど、急性のケガとして処理していたんだと思いますよ。』

「えーっ!?ケガなんてしてないし。なんだかややこしいね。」

と驚いておられました。

この方の認識としては

接骨院・整骨院=どんな症状でも保険が使える

これがこの方の当たり前になっていたのです。

これをお読みの接骨院・整骨院の先生方も健康保険の扱いに関して、知らない間に当たり前になってしまっていませんか?

「じゃあ、私は保険を使って数百円支払って帰っていたんやけど、当然保険からいくらか支払われるってこと?」

『急性のケガとしてきちんと処理されて請求が認められたらそうなりますね。』

「へーっ・・・」

『ところで、美容室のお客さんが髪を切ったりパーマをかけたりした代金って、お客さんが払いますよね。』

「当たり前やん。」

『誰かが部分的に負担してくれることってあります?』

「ないない!そんなんありえないって」

『ですよね。でも接骨院・整骨院ではそういうことが普通になっているんです。』

「なんかおかしいね〜」

このように、療養費や保険制度とは関係のない業界でお仕事されている方は、保険が使えるということは一切ありませんから、

お仕事をした分の対価を現金でお支払いいただく

ということが当たり前になっています。

逆に長年、健康保険や自賠責保険を扱ってきた接骨院・整骨院では、これまた保険を扱うということが当たり前になっています。

それがいいか悪いかは別として・・・。

客観的に見るとおかしいと思えることでも、当たり前すぎておかしいと気付かないこともあります。

私自身、もう6年前になりますが自費移行し始めた頃に経験したことがあります。

保険の患者さんに、

◯◯さんの腰痛は3年前からなので慢性腰痛です。慢性の腰痛には保険を使うことができませんので自費での治療になりますがよろしいですか?』

このように説明すると

「何それ、ようわからんけど高くなるならもうええです。」

とお帰りになられた患者さんは数知れずです。

またこういうこともありました。

◯◯さんは肩こりなので、急性のけがではありませんので保険は使えません。』

という説明に対し、

「なんで?接骨院は何軒も行ったけど、どこへ行っても保険でしてくれたで。」

と意味を理解してもらうことが難しいことも多々ありました。

当たり前になっていることなので患者さんも受け入れられないんだと思います。

しかしながら、だからといってそのままでいいはずもありませんので、接骨院・整骨院側としてどこかで自費移行をしていく必要があると思います。

そして

・保険+自費

・窓口負担を増やす

などというやり方でなく、正当にかつスムーズに自費移行する方法はあります。

今一度、当たり前になってしまっていることを見直してみてはいかがでしょうか?

整骨院完全自費化スクールでは、

今まで保険治療がメインで自費治療を導入したいけど何からしたらいいかわからない

保険患者さんに自費治療を上乗せするメニューを作ったけどうまくいかない

本気で保険依存から脱却したい

このような先生方に、無理のない自費移行の方法をお伝えする活動をしております。

自費移行に関して何からしたらいいか分からない方は有料で個人的にお教えします。

当然ですが入会金も月会費も必要です。ぜひお問い合わせください。

整骨院完全自費化スクールまでメールでご質問くださいね。

整骨院完全自費化スクールでは、会員の先生には個別に内容を見て改善点をお教えしています。

「患者さんからの問い合わせがない」

「以前に比べて問い合わせが減った」

「コロナ禍で患者さんの来院数が減った」

このようにお感じで、整骨院完全自費化スクールにご興味がおありだという先生は、まずはメールにてお問い合わせいただけましたら幸いです。

info@shikoku-jihi.com

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