自費移行後のイメージ(その3)療養費支給申請書の署名は不要です。

前回までのブログでは自費移行後に来られる患者さんが予約通り来院され玄関でスリッパに履き替えるまでのお話でした。

今回はその続きで受付の際のお話です。

今後、先生方が自費移行の予定があるとかないとかは関係なく、自費移行後のイメージだけを感じて、そして知っていただければ幸いです。

1)すでに自費移行が完了していて自費治療のみである。

2)9割以上が自費治療。

3)自費移行中で、保険治療と自費治療の両方を扱っていて自費の割合が多い。

4)自費移行中で、保険治療と自費治療の両方を扱っていて保険の割合が多い。

5)9割以上が健康保険か自賠責保険治療。

今回は特に4)と5)の状況である先生方に読んでいただければと思います。

1)と2)の先生は読む必要がありませんのでそっと閉じてくださいね。

療養費支給申請書の署名は不要です。

自費移行すれば、

・各種健康保険

・自賠責保険

・労働者災害補償保険

などの保険を扱うことはなくなります。

全ての患者さんが自費治療になりますから当然ですよね。

そして多くの場合、初めてこられた患者さんや月初にこられた患者さんには、療養日支給申請書にサインをしてもらうと思います。

さらに鍼灸院でしたら保険診療には医師の同意書が必要ですよね。

当院でも6年前は患者さんにサインをしていただいていました。

中にはサインをしてもらうことを忘れて、そのうち通院することもなくなり請求自体ができなくなったこともあります。

また、サインをする理由をお伝えして「サインをしてくださいね」と申請書とボールペンを渡したら、指定した箇所と違う箇所にサインをされて書き直しになることがありました。

中にはなぜかサイン自体を拒む患者さんもいましたね。

皆さんの院ではいかがでしょうか。

でも保険を扱う以上はきまりなので仕方ありませんよね。

当院は自費治療専門ですので患者さんが来られたら、

・初めての方は問診票を書いてもらう。

・2回目以降の方は診察券を出してもらう。

・あとは椅子にかけて開始時刻まで待っていただく。

それだけです。

シンプルですよね。

損保会社と施術部位数の打ち合わせは不要です。

以前はよく

「交通事故の治療で通いたい」

という患者さんから問い合わせの電話をいただいていました。

または損保会社の担当者から

「そちらで一括対応のお願いをしてもいいですか?」

みたいなお電話がかかってくることもよくありました。

その際に損保会社の担当者からは

「施術部位は1部位でお願いします」と言われ、

患者さんからは

「首と腰が痛い」と言われ、

2部位の治療にしてもいいかどうかを担当者にお伺いを建て・・・みたいなことも日常茶飯事でした。

しかし現在は交通事故の治療で通われる患者さんはほぼいません。

交通事故が原因の痛みの治療で来られるのは半年に1人くらいで、全て自費治療でお受けしています。

損保会社から問い合わせがあろうが、患者さんご本人から問い合わせがあろうが、

・初回は8800円

・2回目以降は6600円

・毎回現金かカードなどでお支払いいただく。

・治療の頻度はこちらがお体の状態を見て判断する。

・週に何回も来院したいといわれてもお受けできない。

・それでもよろしければご予約してください。

このようにお伝えしています。

なぜなら保険対応はしませんが、事故の影響で首や腰が痛いとかしんどいという患者さんをむやみにお断りすることはしないからです。

そして損保会社から「1部位でお願いします」というお電話があっても、料金は一律なので関係ありません。

治療後に患者さんご本人が損保会社に請求するかどうかも把握しておりません。

私はただ「体の痛みの治療をする」ということだけに集中しております。

このように自費移行すれば治療以外の面倒なことはほとんど気にしなくて済むのです。

前回までのブログと今回のブログでのお話で、患者さんが受付を済ませるまでのお話をさせていただきました。

保険治療のみ、または9割以上が保険治療という先生は少しだけ自費治療のイメージができましたでしょうか?

ただ自費移行後のイメージといっても、まだ治療にすらかかっていませんので次回に続きますね。

今回のブログについて、

「本当か?それ」

「自費移行ってできるの?」

などといったご質問があれば「整骨院完全自費化スクール」までメールでご質問くださいね。

info@shikoku-jihi.com

24時間以内に返信させていただきます。

整骨院完全自費化スクールでは、会員の先生には個別に内容を見て自費移行の改善点をお教えしています。

「患者さんからの問い合わせがない」

「以前に比べて問い合わせが減った」

「コロナ禍で患者さんの来院数が減った」

このようにお感じで、整骨院完全自費化スクールにご興味がおありだという先生は、まずはメールにてお問い合わせいただけましたら幸いです。

info@shikoku-jihi.com

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