保険診療をやめて自費移行するためのステップ　その27

では今回もアドバイスいただける先生をご紹介します。

兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院の院長であり、

治療院成功塾を運営されている作尾大介先生です。

作尾先生、今日もよろしくお願いします！

治療院成功塾の作尾大介と申します。

よろしくお願いいたします！

前回は自費移行するには

完全予約制にすることが

大事ということでしたね

来院する患者さんの層が変わりますから、
計画的に治療を受けたいという

患者さんに来てもらうために完全予約制にしましょうね。

まだ他にあるということでしたが

今日はその辺りを教えていただけるのですか？

今回は前回の続きで

完全予約制のメリットについてお伝えいたします。
田口先生は前回、年中無休から週休2日、

実質は週休3日に変えたとおっしゃっていましたよね。

休みが増えると体力的にも

余裕が生まれると思います。
では休みが増えた分、

週に三日は遊んだり旅行したりしているんですか？

ちょっと違いますw

何をしているのですか？

出ていることが多いです。
もちろん毎週ではありませんので、

全くのオフという日もありますけどね。

お会いする時もありますもんねw

空いた時間をなぜ研修やセミナーに

費やしているんですか？

定期的な研修を受けた方が、

治療効果が上がったり、

対応できる症状も増えると思うからです。
それと、経営的なセミナーを受けることで

現在の自分の立ち位置や、

レベルを客観的に見ることができるので、

必要な時間だと考えています。

その休みに家でぐうたら寝ていたのでは

もったいないですもんね。

もちろん、お子さんと遊んだり、

家族サービスをしっかりすると

いう日もあっていいと思います。
でも、インプットする時間を設けることで

治療技術が上がったり、

人間的に成長することで結果、

患者さんにそれを還元できるんですよね。
そこがとても大事なところだと思います。

自分がこうだと思っていても

セミナーに出ると微妙に間違っていたりするんですよね。
そこを毎回修正する、

または新しい知識をインプットできる

という実感はあります。

治療セミナーが一番わかりやすいですね。
私も長年、ある治療セミナーの講師をしておりますが、

技術を磨き、知識を研鑽していくということは

我々の仕事では欠かせないことだと思います。

一度聞いたから、一度見たから習得した、

または修了証をもらったから

それで自分のものにできた、

なんてことはありませんからね。
ホームページを見てみたら「患者さんのために」

とか書いてあるのに技術セミナーには

数年前に一度参加したっきりの先生、

とかだとやっぱりそれはおかしくないか？

やった気になっているだけじゃないか？

ということになりますよねw

学べば学ぶほど終わりがない

ということがわかる気がします。

「患者さんのために」なるでしょうし、

患者さんのお役に立てる、

ということになります。
完全予約制にすることで

インプットの時間を得ることができますから、
自費治療院を経営するということと

完全予約制はセットで

切っても切れないものだと思います。

「予約優先制」ではダメでしょうか？

ちょっとよさそうですよね。
完全予約制だと患者さんが

来にくいんじゃないだろうか？

なので予約する人は予約して、

そうじゃない人は予約なしで来てもいい、

というのが予約優先制です。

という意味と同じなので、

結局は計画的な治療を受けたい

という方は来にくくなるんですよね。
だから予約優先制ではなく、

完全予約制にしないといけないわけです。

インプットする時間もしっかりと

確保できませんよね。

だって予約なしでいきなり来る人も

いるわけですから。
予約優先制と完全予約制では

予約という文字が入っていても

この二つは全く意味が違うので

注意しなければいけません。

完全予約制を貫いて、

インプットの時間を確保して、

患者さんに還元して参ります。

本日も貴重なお話しをありがとうございました！