保険診療をやめて自費移行するためのステップ　その30

では今回もアドバイスいただける先生をご紹介します。

兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院の院長であり、

治療院成功塾を運営されている作尾大介先生です。

作尾先生、今日もよろしくお願いします！

治療院成功塾の作尾大介と申します。

よろしくお願いいたします！

作尾先生、前回は診療時間についてのアドバイスをいただきました。

はい、休診日、診療日、診療時間に関しては

先生方がインプットする時間が確保できるように決めて、

そこに合わせて来てくれる患者さんをターゲットにしましょう。

はい、承知しました。

しつこいようですが完全予約制についてはまだちょっと疑問があります。

そうなんですね。

それはなんでしょうか？

完全予約制ということは、

1週間前とか1ヶ月月前からご予約を取られますよね。

治療の優先順位が高い患者さんが

その通りに来られるのは理解しました。

ですが、やっぱりキャンセルとか

ドタキャンってあると思うんです。

そうすると予約枠にポッカリと

穴が空いてしまって困ると思うんですよね。

そんな時ってどうしょうもないんですかね。

その辺りをもう一度お聞きしたくて・・・

なるほど、

ということはキャンセルされるのが困るから

完全予約制にしてしまっていいのか？

ということを不安に思って

おられるということですね？

はい、予約を受けるということは、

その予約時間は他の患者さんから

お問合せがあっても断る

ということですよね。

約束ですから何があっても時間を

空けておかないといけない、

でも急に来られないとなると

困ると思うんです。

もちろん、患者さんが予約通りに来た時に

「やっぱり無理です。治療できません」

なんてことになったら二度と

来てもらえませんからね。

約束した以上は急病などの場合を除いて、

何があっても予約枠を開けておかなければいけません。

ですよね。

するとやっぱりキャンセルがあったら

めちゃくちゃ困りませんか？

「明日の19時いけますか？」

みたいな予約の電話があって、

「その時間は埋まっているんです。

他の日時ではどうですか？」

「いや、またかけます」

みたいになったとします。

ふんふん。それで？

そしてその後に予約してくれていた方から

「やっぱり行けません」

とか電話がくるなんて事ありません？

結果どっちも来ない。。。みたいな

ありますよね、そういうこと。

特に今は感染症が流行しているので、

突発的に来られなくなるということも

ありますからね。

ですよね。

そんな時ってどうしたらいいんですか？

そうですね。

これは、キャンセルやドタキャンに

限りませんが電話対応のマニュアルを

作っておいた方がいいと思います。

マニュアルですか？

はい、そうです。例えば、

「明日行けなくなったんです」

と言われたら、

「わかりました」

と言って電話を切るのではなく

次回の予定を聞くようにするということを

決めておけばいいんです。

なるほど。

例えばどう言えばいいですか？

はい、

「明日のご予約のキャンセルについては承知しました。

では、日にちを変えてご予約を取り直しましょうか？

いつがよろしいですか？」

みたいにセリフを決めておけばいいんです。

なるほど、セリフを決めておけば

スラスラ言えそうですね。

ですが、

「いや、予定がわからないのでまた連絡します」

みたいに言われたらどうしますか？

そんな時も

「当日や前日ではご希望の予約枠を

確保することが難しい場合があります。

いつまでにご連絡いただけますか？」

みたいに聞いて、連絡をもらう約束を

しておけばいいと思います。

なるほど、それもマニュアル化するんですね？

その通りです。

なるほど、

丁寧に説明いただいてありがとうございます。

腑に落ちた気がします。

ありがとうございます！

それはよかったです。

作尾先生、本日も貴重なお話しをありがとうございました！