前回のお話はこちらからどうぞ。
↓
保険太郎さん、こんにちは。
前回までは、
患者さんに治療の説明をするには
小学生にも分かるように
例え話で説明するといいですよ、
とお伝えしました。
あーそうでしたね。
生むぎ生ごめ生たまご
の話ですねぇ。
いや、ウソです、
ちゃんと覚えてます。
はい、
ヘルニアの説明を生卵の話に
例えて何とか説明していましたが
そもそもその説明自体が
要らないことが多いかも
しれないということでしたね。
そうでしたねぇ。
患者さんの困りごとに対して
分かりやすい説明がうまく
できないと思っていますぅ。
謙虚ですね。
いいですよ。
できないことはできない、
と認識した方が伸びますから。
保険太郎先生は伸びしろだけは
人一倍ありますからね。
まるでしつけをされていない
仔犬のようです。
ん?
それって褒めてます?
けなしてます?
ん?
もちろん褒めてますよ。
できたときにすぐその場で
褒めるのが犬のしつけの
秘訣ですから。
そんなんいいですから
早くうまく説明できる方法を
教えてくださいよぉ。
そうですね。
前回、保険太郎先生は
中腰などで腰の負担が重なると
薄皮に包まれた生卵みたいな
柔らかいものの一部分だけに
力が加わって、何度も力が
加わった部分がつぶれるから
よくない。
上からまっすぐ力が加われば
耐えられるものが、斜めに
力がかかったりよじれたり
すると破れやすい。
という例え話をされました。
あ、はい、
それもちゃんと覚えています。
これって、
斜めに力が加わるような
バランスの悪さや姿勢の悪さが
良くないということですよね。
それは他の症状にも共通する
ことではないですか?
ええ、まあ。
姿勢が悪いと首に負担がかかって
傷めたり、肩こりになったり
もしますねぇ。
確かに、ふんふん。。。
そうそう、そうです。
そのバランスの悪さとか
負担とかを例え話にしてみると
どんな感じになりますか?
バランスの悪さや負担ねえ。
一輪車とかは
どうでしょうかねぇ。
バランスが悪いと
転んでしまいますよねぇ。
そうですね。
ただ、あまり普段の体の症状には
結びつきにくいかもしれません。
イメージが湧きませんし、
センスを感じませんね。
他には思いつきませんか?
セ、センス・・・。
他にですかぁ?
んー、なんでしょう。
自転車のチェーンが錆びていたら
重くて漕ぎにくいから
ペダルに負担がかかる、
みたいな?
そうですね、
体の動きが悪いところがあると
他の部分に無理がかかる
というイメージはしやすいかも
しれませんね。
ギリギリセーフです。
他にはどうですか?
んーっ。。。
バランスといえば、
家の基礎が傾いたら
扉の建て付けが悪くなって
ギシギシ音が鳴って
開きにくくなるとか?
まあ、
少しはイメージできますかね。
患者さんにとって身近なものや
イメージがしやすいもので
例えてあげると、症状の原因や
対策は頭に入りやすいですよ。
決して専門用語を並べて
漢字や横文字を多用したところ
で誰も聞いてくれません。
どんな症状や体の状態でも、
それを例えて話してあげると
理解してもらいやすいですよ。
他にもどんどん考えてみて
くださいね。
他にもですかぁ?
まあまあ考えましたけどねぇ。
ていうか、普段からそんなこと
を考えておかないと
いけませんかぁ?
もちろんです。
普段の患者さんにはもちろん
健康講座などの多人数との
やりとりの場合はもっと
分かりやすく端的に話をする
必要がありますからね。
ご自身で色々考えて
試してみましょう。
患者さんにわかりやすい説明が
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(監修 柔道整復師 田口誠二)