2020年7月9日現在、東京では連日3桁の感染者数が発表されていて、1日の感染者数が過去最高になったことがニュースになるくらい相変わらず注目されています。
これが新型コロナウィルスの第2波ではないかと心配もされています。
第2波は4月から5月にかけてすでに起こっており、今回の感染者数増加は第3波ではないかという見方もありますが、いずれにしてもこの先また人の動きや季節変動にともなって経済への影響が大きな出来事が繰り返されることが予想できます。
せっかく営業自粛も解かれて「さあ今から」と思っていた飲食店や宿泊業などの方も「またか」と肩を落としているかもしれません。
そして我々の業界でも保険治療を中心に行なっている治療院は、元のように患者さんが戻っていないということをお聞きします。
今後の「新しい生活様式」と治療院のあり方については過去にブログで書かせていただいた通り患者さんに選ばれる治療院になるためには、
予約制の導入が必須かもしれません。
患者さん同士が極力会わないようにして治療と治療の合間に手洗いや消毒を徹底するには、患者さんの来院を治療院側がコントロールしないといけませんから、完全予約制の導入が必要になってくるというのは想像できると思います。
実際に完全予約制を導入している私の院である国分寺整骨院は、2020年上半期の患者さんの来院数や売り上げは去年と比べてほとんど変わっていません。
とはいえ、すぐに完全予約制を導入するにはなかなかハードルが高いですよね。
私が5年前に完全予約制にしたときのことを思い出したら、よく導入したなと思います。
「あの患者さん来たい時に来れなくなるやん。」
「予約なんかみんなしてくれるんやろか。」
「そもそも誰も来ていない時に患者さんが来たらどうするんやろ。予約してって言うんやろか?」
こんな疑問が次から次へと出てきて、なかなか完全予約制に移行できなかった記憶があります。
さらに、
「予約した患者さんは必ず来院してくださるのだろうか?」
こんな不安も感じていましたし、
「予約するのが面倒」とか「そんな先の予定なんか分からん」という患者さんがいたら、結局次回の来院につながらずに離脱してしまうのではないだろうか・・・。
こんな不安も予約制導入に踏み切れない理由の一つでした。
「第10回 開業した私が「こんなはずじゃなかった」と後悔するまで」
過去のこのブログでも書いていますが、
・部位に関係なく期間も回数も考えずにマッサージ代わりに通ってくる保険診療の患者さんや自賠責保険の患者さんの対応に困るようになった。
・患者さんに来てもらわないと整骨院が成り立たない。
・そもそも急性のケガの患者さんがそんなにいない。
・ということは誰かがケガをしないといけない。
・マッサージは慰安目的になっていないか?
・何より本来の保険診療の意味から外れていってしまっていないか?
・当時は亜急性のあいまいさが自分自身も患者さんも両方に混乱を招いていることにも気づいた。
このような状況においてだんだんと自分自身がその時の状況に耐えられなくなり自費移行が急務だと考えるようになっていたのです。
その結果どうしても保険治療から脱却したくて自費移行に踏み切りました。
試行錯誤の結果、自費治療と完全予約制は切り離して進めることができないということも分かり、予約した患者さんが離脱しない方法を5年以上かけて確立することができました。
そしてコロナで大変な今だからこそ、その方法を自費移行にお悩みの先生方にお伝えすべきだと考えました。
世間が「新しい生活様式」を本当の意味で受け入れるには少し時間がかかると思います。
その前に治療院側としてできることを準備して臨めば、予約した患者さんが離脱することはないのではないでしょうか。
当院では今では患者さんが1ヶ月前から予約をしてくれますし、予約通りに毎月来てくださいます。
前回、6月27日に「コロナで大変な今だから知りたい自費移行セミナー」と題してセミナーを開催しました。
離自費移行に関する3つのポイントをお伝えし、実際に参加された先生方は次のステップに進まれています。
前回このセミナーにご参加いただいた先生の感想を一部ご紹介いたします。
高松市 O先生(鍼灸師)
『初めて経営についてのセミナーに参加でしたので、
とても勉強になりました。今までは、治療が目的の勉強会
には参加したことがあるのですが、集客についてのセミナーは、
今回が初めてでした。1つ1つ物にできるように、
勉強していきます。
お忙しいのにありがとうございました。』
丸亀市 勝部先生(柔道整復師、鍼灸師)
『価格設定を実際に計算して
「もっとがんばらないと!」と思いました。
今回参加させていただいたことで、
自費移行はやはり未来があるなと思いました。
ありがとうございました。』
今回は「コロナの影響で休業しないための対策が分かる自費移行セミナー」と題しまして、7月25日(土)18:00から香川県高松市の私の院で自費移行セミナーを開催します。
今回のセミナーでは、
・離脱率をゼロに近づけるためのマル秘予約術
・患者さんから『次はいつ来ればいいですか?』と聞かれる問診スクリプト
・驚くほど治療効果が上がる自費治療専用「ステップ回復プログラム」part2
このような自費移行には欠かせない基礎的な内容をお伝えいたします。
定員は5名(残り2名)で、参加費は無料です。
お申し込みは簡単です。
メールフォームから必要事項を入力の上お申し込みください。
なお定員は埋まり次第締め切りますので、少しでも自費移行にご興味がおありでしたら今一度お忘れになる前にチェックしてみてください。
▽セミナー概要
コロナの影響で休業しないための対策が分かる自費移行セミナー | |
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日時 | 令和2年7月25日(土)18:00~ 約2時間 |
会場 | 国分寺整骨院 〒769-0101 香川県高松市国分寺町新居516-1 |
定員 | 5名(残り1名)*参加人数が定員になりしだい募集の方を締め切らせて頂きます |
受講料 | 無料 |
懇親会 | セミナー後は懇親会を企画しています |
申込締切 | 令和2年7月23日(木)23時まで |
▽セミナーのお申込みはこちらからどうぞ
整骨院完全自費化スクール 代表 柔道整復師 田口 誠二 監修