同業者が治療を受けに来たら気をつけることとは?

今日はある治療院の先生からご質問をいただきましたのでご紹介します。

「今度、全く知らない同業者の先生が治療を受けたいといって予約をされたのですが、何か気をつけることはありますか?」

というご質問でした。

どうやら

・何か探りを入れられるんじゃないか?

・ノウハウを盗まれるのではないか?

ということを心配されているようでした。

これはお気持ちはよく分かります。

私も数年前に開業した頃、同じような状況になったことがあり「どうしよう」と思ったことがありますので。

しかしこれに対して私がお伝えしたことは、

「普段通り治療してくださいね」

ということです。

仮に探りを入れようと来たとしても、

仮にノウハウを盗もうと来たとしても、

結局は1度や2度体験して盗めることならどんどん盗んでもらったらいいと思います。

例えばその同業者である患者さんが

「へー、こんなことするんだ、取り入れてみよう」

「この説明わかりやすいな、今度患者さんに言ってみよう」

となったのならまともな感覚の人でしょうし、

何も気づかなかったのならそれまでです。

いいことならどんどん取り入れてもらったほうがいろんな人の役に立つと思います。

そしてその同業者である患者さんが本当に体の痛みや辛さを抱えて困っていたら、いつも通りしっかりと治療をしてあげることできっと感謝もされると思います。

逆に不信感丸出して対応したとしたらきっと

「あそこ行ってみたけど大したことなかった」

みたいに言われてしまうことでしょう。

やっぱりそれは避けたいですよね。

私も同業者の先生に治療を受けに行ったことが何度もありますが、どなたも普通通り治療をしてくださいますし、当然ですがいい結果が出るのでありがたいなあと感じます。

そして私の院にも

高松市内の接骨院の先生がぎっくり腰の治療に来たり、

体のメンテナンスに来たり、

交通事故の後遺症の治療に来られたりと同業者の方が来られるのは珍しくありません。

また、リラクゼーション系のお仕事をされている患者さんも多いです。

リラクゼーション系のお仕事をされている方が

「こんな症状やこんな状態の人が来るんですがどうしたらいいですか?」

「強く押したり揉んだりしても全然良くならないんです」

みたいに質問をされることがあります。

その場合はその方ができる内容の範囲内で

「こうしてみてくださいね」とお伝えすると、

次回来られた時に

「なんかお客さんに喜んでもらえました」

などというご感想もいただくこともありますので、特別な治療法で他人に教えることに制限がある内容以外のことならお伝えしてもいいのではないかと思います。

そしてどのような業種の方であっても通常通り治療して、通常通り対応しますので、一般の方と対応の差異はありません。

その方が簡単だと思います。

ちなみに私は患者さんに対して小学生以上なら敬語で話します。

それは小中高生だとこちらが敬語で話すことを真剣に聞いてくれますし、何より対応を統一したほうがこちらが簡単です。

結局、普段通り治療して普段通り対応して、普段通り説明するということを徹底しておけばどのような場合でもうまくいくのではないかと思います。

同じような疑問をお持ちの方がおられましたらご参考になれば幸いです。

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