保険診療をやめて自費移行するためのステップ その8

皆さん、こんにちは。

前回に続き整骨院、接骨院の先生方が、今後の整骨院業界で成功するために1番最初に取り組むことを順番にお伝えいたします。

整骨院完全自費化スクールの田口誠二が、

治療院成功塾の作尾大介先生と対談する形で、

特に自費移行をお考えの先生方の参考になるような内容となっておりますので、ぜひお時間のある時にお読みください。

音声データでも聞くことができるようになっておりますので、通勤時に聞き流していただいても結構です。

音声はこちら

「治療機器の処分」

 

今回は

「治療機器の処分」

というテーマでお伝えいたします。

今回も「治療院成功塾」の作尾大介先生にアドバイスをいただきながらお伝えいたしますね。

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田口
田口
今回も作尾先生にアドバイスをいただきながらお伝えいたします。作尾先生よろしくお願いいたします!
作尾先生
作尾先生
よろしくお願いします
田口
田口
今回も前回までと同様に自費移行の初歩的なステップをお話ししていこうと思います。

今まで6回にわたっていらないものをお伝えしてまいりました。

保険関連のステッカーやポスター、漫画や雑誌、観葉植物に飾り用の小物、そしてテレビと治療院にいらないものってたくさんありましたね。

作尾先生
作尾先生
はい、そうですね。
田口
田口
しまいには骨模型までいらないというんですからちょっと驚いた方も多いのではないでしょうか。
作尾先生
作尾先生
本当ですね。

ただ、みなさんが思っている以上に治療院に不要なものですので、

全部処分していただければ自費移行のスピード、

成功率もアップしますよ。

田口
田口
そうですよね。

前回までにお伝えしたものを全て処分したという先生は、

すでに自費移行の成功の可能性がかなり高くなっていますし、

何よりスッキリして気持ちがいいんじゃないでしょうか?

作尾先生
作尾先生
はい、それはその通りですね。

私も自費移行の当初は同じことを感じました。

自費の治療院は、

保険がメインの治療院とは環境を変える必要がありますから、

その第一歩がものを処分する、

いらないものを捨てるということだとご理解いただければ幸いです。

田口
田口
はい、そうだと思います。

さて、そのいらないものですが

前回までのお話では

「治療に必要のないものは全ていらない」

ということでしたよね。

作尾先生
作尾先生
はい、そうですね。

実際に治療に使うベッドや枕、

場合によっては治療中に使う毛布やタオルはもちろん必要です。

しかし、それ以外の小物類や壁掛けの絵なども

全ていらないものとして考えていいと思います。

田口
田口
でも作尾先生、

流石に治療機械は治療に必要ですから残しておいて大丈夫ですよね?

作尾先生
作尾先生
それがですね、

残してもいい治療機械も限られるんです。

田口
田口
えっ!?そうなんですか?

高いお金を出して買った治療機械も

残していいものとそうでない物があるとは。。。

そのあたりどのような判断基準なのかを教えていただいてもいいですか?

作尾先生
作尾先生
はい、まずは治療機械の中でも

治療効果が見込まれるものと、そうでないものの違いです。

例えば、高額な機械の代表で「ウォーターベッド」がありますが、

これは治療効果が一切見込まれないので処分、

ということになります。

高いから残す、

安いから処分ではないということになります。

田口
田口
なるほど、ただウォーターベッドって

患者さんは「気持ちいい!これ家に欲しいわ〜」

って言いませんか?

すごく人気がありますよね。

作尾先生
作尾先生
そこなんですよ。

気持ちいいだけで来ている患者さんは

保険患者さんがほとんどだと思います。

自費移行すればウォーターベッド目当てに来る患者さん

はいなくなりますからね。

難しいところではありますが、

まずは自費移行のために考え方を変えていかなくてはいけません。

田口
田口
そうですよね。

私もウォーターベッドの処分には半年悩みましたから。

でも確かに今では

「ウォーターベッドないの?

あれがないと先生のところに来る価値がないわ」

という人はいません。

作尾先生
作尾先生
そうでしょ?

結局自費の患者さんって、

気持ち良さだけを求めてくる人はいないんですよね。

自費の患者さんは辛い症状を治しに来ているか、

自分のお体をメンテナンスするという

健康への意識が高い方がほとんどです。

なのでウォーターベッドのような

リラクゼーション目的の機械はいらない、

ということになります。

ちなみに田口先生はどのように処分されましたか?

 

田口
田口
知り合いのデイサービスの経営者に20万円ほどで売却しました。

高齢の利用者さんにすごく喜んでもらっているそうです。

作尾先生
作尾先生
やっぱり(笑)

そういう使い方がいいんでしょうね。

あと、必要ない治療機械といえば「低周波治療器」でしょうね。

あれも「the保険患者さん用」という機械ですから、

手技待ちの時間潰しに他なりません。

場所もとるし、

滞在時間も増えるし、

電極のつけ外しも大変だし、

今は特に感染症対策で端子の衛生管理も大変ですから

早く処分したほうがいいと思います。

田口
田口
はい、今のご時世は衛生管理に手間と時間がかかりますからね。

これも処分に時間がかかった私としては耳が痛い話です(笑)

作尾先生
作尾先生
ただ、本当に治療効果が見込まれる機械は残していいですよ。

その場合は骨模型の時にお話したように、

患者さんから見えないところに置いておいて、

使うときに持ってくるという形がいいでしょうね。

田口
田口
なるほど、誰でも彼でも治療機械を使うわけじゃないですもんね。
作尾先生
作尾先生
そうです、必要な方に、必要な時に使う、

というイメージです。

いわゆる「処方」ですよね。

ですから必要のないウォーターベッドや

低周波治療器は誰にも使いませんから処分、

ということでいいと思います。

田口
田口
なかなか受け入れられない先生も多いかもしれませんが、

これが自費移行への道なんですね。

作尾先生
作尾先生
はい、そういうことです。
田口
田口
例えばですが、

残してもいい治療機械の例を教えていただけませんか?

作尾先生
作尾先生
はい、ハイチャージとか

ニューボックスとかの微弱電流系はいいと思います。

治療時間も短時間で、

何より治療効果がありますからね。

田口
田口
なるほど、

治療時間の短縮という点はまた別の機会に教えてくださいね。

そのニューボックスってどんな治療機械なんですか?

作尾先生
作尾先生
はい、微弱電流治療器ニューボックスは、

直流の中周波のみを用いた微弱電流治療器です。

中周波は皮膚抵抗が少ないので、

深部組織への刺激に適しているんですね。

作尾先生
作尾先生
骨折、脱臼、挫傷、打撲、肩こり、

筋肉痛、首肩肘など関節痛、

捻挫、頭痛、神経痛全般、麻痺、

不眠症、

手足のシビレなどなど急性、慢性を問わず

痛みや不快感について、

短時間で変化を出すことができる機械です。

しかも短時間で体の歪みをとることもできるので、

歪みに起因する症状の改善が期待できるとてもいい治療機械です。

田口
田口
すごい機械ですね!

それはどこで購入できるんですか?

作尾先生
作尾先生
私が代表を務めている

「微弱電流療法研究会」が主催する

セミナーに参加していただくと、

詳しいご説明をさせていただいています。

ほとんど無料に近い参加費で開催させていただいていますので、

ぜひご参加ください。

開催日程は決まり次第お知らせいたします。

田口
田口
承知しました。

まとめますと、

治療機械に限らず、

やはりいるものいらないものを取捨選択していく

ということが大事なんですね。

作尾先生
作尾先生
はい、それが成功への道です。
田口
田口
そうは言ってもなかなか処分ができないという先生は、

例えば使わないようにして

一応は置いておくということは構いませんか?

作尾先生
作尾先生
それでもいいですよ。

治療機器を処分しないまでも、

まずは「使わない、見えないところにしまってしまう」

というだけでも自費移行へのかなり大きな一歩になるでしょうからね。

田口
田口
ありがとうございます。

それならハードルはぐんと低くなりますね。

本日も貴重なお話をありがとうございました。

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【治療院成功塾】

https://chiryoin-jihiseiko.com/

治療院成功塾の作尾先生に自費移行の質問をする時はこちらから

https://lin.ee/1PVAAYvVM

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【整骨院完全自費化スクール】

https://shikoku-jihi.com/

整骨院完全自費化スクールの田口に自費移行の質問をする時はこちらから

https://lin.ee/wvdQEGk

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(監修 柔道整復師 田口誠二)

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