保険診療をやめて自費移行するためのステップ その19

自費移行中、または自費移行を検討中の整骨院・接骨院の先生方こんにちは。

香川県高松市で自費治療専門の国分寺整骨院を開業しております田口誠二と申します。

このチャンネルは、整骨院・接骨院の先生が保険から脱却して自費移行する際に参考になるような情報を、自費移行で成功されている先生と対談する形でお伝えしているチャンネルです。

お時間のあるときにぜひお聴きいただけましたら幸いです。

音声データでも聞くことができるようになっておりますので、

通勤時に聞き流していただいても結構です。

音声はこちら

「自費移行を患者さんにも周知するにはお手紙が有効です。」

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田口
田口
さて、前回までは自費移行することを患者さんにお伝えするために、院内掲示をしましょう、それには3つのポイントがありますよ、ということでした。

今回はその続きです。

では今回もアドバイスいただける先生をご紹介します。

兵庫県小野市でこころ鍼灸整骨院の院長であり、治療院成功塾を運営されている作尾大介先生です。

作尾先生、今日もよろしくお願いします!

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作尾先生
作尾先生
皆さん、こんにちは。

治療院成功塾の作尾大介と申します。

よろしくお願いいたします!

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田口
田口
作尾先生、前回は自費移行することを院内掲示で患者さんにお伝えしましょうということだったと思います。

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作尾先生
作尾先生
はい、そうですね。

いきなり自費移行するのではなく、まずはポスターなどでお知らせをするのが自然だと思います。

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田口
田口
今日はその続きですが、一定期間ポスターなどで院内掲示したら次の段階に進むとおっしゃていましたがそれはどのようなことでしょうか?

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作尾先生
作尾先生
はい、ポスターなどで院内掲示をしたとしても

全員に周知できたわけではありません。

ポスターを見ない人もいますし、

見たとしても理解できない人もいます。

また、ポスターを掲示している期間に来なかった患者さんには

その情報は届きませんよね。

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田口
田口
おっしゃるとおりです。まずは目に触れないと周知もできませんよね。

でも理解できないってどういうことですか?

自費に変わるということがわからないということですか?

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作尾先生
作尾先生
はい、そうです。長年保険で通っていた患者さんの中には、

「なんで保険きかへんの?」

「自費ってどういうこと?一旦払ってまた7割返って来るってこと?」

「まさか私が10割払わないといけないなんてことはないわな」

この程度の理解力しかない方が一定の割合でおられます。

そのような理解力の乏しい方にわかるように詳しく説明しないといけません。

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田口
田口
そうなんですね。それはまた厄介ですね。

説明会でも開きますか?

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作尾先生
作尾先生
それもいいですが、

患者さん全員に集まってもらって説明会というのも現実的ではありませんよね。

ですので、今現在通ってくれている患者さんにも、

しばらくきていない患者さんにも、

全員にお手紙をお送りしましょう、

ということです。

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田口
田口
お手紙ですか?

お元気ですか?みたいな?

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作尾先生
作尾先生
そうですね(笑)

例えば、

「ご無沙汰して申し訳ありません。

実はこのたび保険の扱いをやめるので、

2ヶ月後の10月1日からは自費のみの施術になります。

治療費は一回8000円です。

今後は完全予約制になりますのでお電話かインターネットでご予約くださいね。

以前のように今からすぐ、というわけにはいきませんが、

その代わりしっかりと〇〇さんのためだけのお時間を確保して治療にあたります。」

このような内容のお手紙を全員に送ります。

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田口
田口
全員にですか?

何千人とかになる先生もいるんじゃないですか?

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作尾先生
作尾先生
何千人どころか万単位の先生もおられるでしょうね。

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田口
田口
ですよね、それって印刷代とか切手代とか封筒代とかかなり費用がかかりませんか?

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作尾先生
作尾先生
はい、それは必要経費です。

今までグレーな保険治療で売り上げを上げてきたんですから、

それに付き合ってもらった患者さんに対してのけじめというか、

みそぎというか数万円、十数万円かかってもお手紙を送りましょう。

それだけ多くのリストを抱えた先生であればあるほど、

自費移行すればその経費は必ず帰ってきます。

ですから必要経費だと思って割り切りましょう。

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田口
田口
承知しました。

そういうものなんですね。

確かにグレーな保険で稼いできたわけですからケジメはいるのでしょうね。

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作尾先生
作尾先生
お手紙の内容には院内掲示に書いた

「今まで以上に治療の質を上げるため完全予約制とさせていただきます」

「整骨院、接骨院は本来急性の怪我を保険治療するところです。なので慢性の症状は全て自費治療になります」

みたいな自費移行する理由も書いてくださいね。

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田口
田口
承知しました。

でも。それでお手紙を送って「なんでやねん。なんで保険効かへんねん」と文句を言ってこられたらと思ったら怖くないですか?

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作尾先生
作尾先生
ですよね。

でも自費移行したいでしょ?

グレーな保険から脱却したいでしょ?

実際に保険どっぷりのまま廃業している院もありますよね。

そうなりたいですか?

ということです。

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田口
田口
あー、保険から脱却して自費移行した時の記憶が蘇ってきましたw

もうあんなレセプトの返戻やら、受傷機序を誘導尋問みたいに聞いたりしたくないです。

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作尾先生
作尾先生
でしょ?

患者さん全員にお手紙を送るのはそこから脱却するためのいわゆる「儀式」です。

お手紙を作って出すだけです。

きっと優良患者さんだけ残ってくれますよ。

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田口
田口
そういうものですかね。

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作尾先生
作尾先生
そういうものですw

お手紙を出し終えたらまた次のステップに移ります。

またそれは次回の音声でお伝えしますね。

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田口
田口
承知しました

作尾先生、本日も貴重なお話しをありがとうございました!

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作尾先生
作尾先生
ありがとうございました!

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田口
田口
次回はこの続きになりますのでしばらくお待ちくださいね。

では今日はこの辺で失礼します。

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【治療院成功塾】

https://chiryoin-jihiseiko.com/

治療院成功塾の作尾先生に自費移行の質問をする時はこちらから

https://lin.ee/1PVAAYvVM

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【整骨院完全自費化スクール】

https://shikoku-jihi.com/

整骨院完全自費化スクールの田口に自費移行の質問をする時はこちらから

https://lin.ee/wvdQEGk

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(監修 柔道整復師 田口誠二)

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