前回のお話はこちらからどうぞ。
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保険太郎さん、こんにちは。
前回は、自費患者さんが増えると保険患者さんが減っても
売上に関しては逆に増えますよ、ということでした。
治療の単価が違いますのでこれは分かりますよね?
分かりますけど、なんか数字ばっかりでイヤになりましたぁ。
もっとシンプルに教えてくださいよぉ。


そうですよね。
前回は数字ばっかりでややこしかったですね。
ただ、単純に単価の高い患者さんが増えれば、
単価の低いそしてレセプト処理が面倒な患者さんが減っても問題はない、
ということは理解していただく必要があるのです。
はいはい、分かりましたよ。
(一応わかったフリしとこ)


順番としては、
徐々に自費患者さんを増やす、
そうすれば保険患者さんが減る、
さらに売り上げの割合が逆転する、
自費患者さんがメインの売り上げになる、
保険の取り扱いをやめても経営的には問題ない、
という流れを目指していただくといいと思います。
そんなうまくいきますかねぇ。
大体、自費の患者さんを増やすと言っても、
治療中に次々にやってくる保険患者さんの対応だってしないといけないし・・・。


保険太郎先生の治療院は予約制ではないのですか?
もちろん予約制ですよぉ。何言ってるんですか。
予約優先制。
自費の患者さんは大体予約してくれますし、
予約してくれた患者さんは優先して治療します。
だって自費治療なんですから。
保険患者さんは窓口負担が数百円の人が多いですけど、
自費の患者さんは7000円も払ってこられるでしょ?
これくらい差別化してもいいですよね。
これは間違っていないでしょ、流石に。


そうですよね、差別化は必要だと思います。
では、予約優先性ということは、
予約なしでも自費の患者さんが来られたら受けるんですか?
そりゃあ、ちょっと待ってもらったりしますけど、受けますよ。
なんたって自費患者さんなんですから。


そうですか。
では逆に、保険患者さんが予約して来られることはありますか?
保険患者さんが予約してくるなんてことありませんよっ。
いつもフラッときて混んでいたら待つ、みたいな感じです。
これも別に普通でしょ?


そうですね。
ただ、それではさっきお伝えした
「徐々に自費患者さんを増やす」
という最初の段階で躓くことになります。
えっ!?
なんでですか?
今だって自費患者さんが1日に2人くらい来られてるんですから、
それを少しずつ増やせばいいんでしょ?
少しずつ増やせばいいって言ったじゃないですかぁ。
最初から躓くってどういうことですかぁ?


はい、まず自費患者さんを増やすには予約優先性ではなく、
「完全予約制」にしないといけないのです。
はっ!?
か、完全予約制?
そんなことできるわけないじゃないですか。
「今日急に時間が空いたから今から行ける?」
みたいな忙しい人が来れなくなるでしょ。
何言ってるんですかぁ?


そのお気持ちは分かります。
私も最初はそう思いましたから。
今となってはいい思い出ですが恥ずかし過ぎて思い出したくない過去です。
しかし、「今日、急に時間が空いた」という方は決して忙しいわけじゃないんです。
本当に忙しい人は完全予約制じゃないと来てくれませんよ。
そして忙しい人ほど自費治療を受けてくれるということです。
意味がよくわからない・・・。
忙しいのに事前予約?
忙しかったら先の予定なんか分かるん?
やっぱり来れなくなるじゃん。
完全予約制なんかにしたら保険の人しか来れなくなるじゃーん。


そう思いますよね、今の段階では。
ただ本当のことなんです。
そして完全予約制にすれば、
保険の人しか来ない、
ではなく保険患者さんは来なくなります。
だから前回、自費患者さんが増えたら
「実際は保険患者さんはもっと減りますけどね。」
とお伝えしたんです。
やっぱり意味が分からん。
どういうことですか?


先ほど、予約しなくても受けるとおっしゃっいましたが、
その方が意味がわかりませんよ。
予約優先性は予約した人を優先して受ける、というだけで、予約しなくても受けるわけでしょ?
だったら予約してもしなくてもいいということになりませんか?
自費治療患者さんと完全予約制とのお話は一番大事かもしれませんので
続きは、また明日まで少しだけお待ちくださいね。
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(監修 柔道整復師 田口誠二)