保険診療をやめて自費移行するためのステップ その51(音声あり)

自費移行中、または自費移行を検討中の整骨院・接骨院の先生方こんにちは。

香川県高松市で自費治療専門の国分寺整骨院を開業しております田口誠二と申します。

このチャンネルは、整骨院・接骨院の先生が自費移行する際に参考になる情報を、成功されている先生と対談する形でお伝えしています。

お時間のあるときにぜひお聴きいただけましたら幸いです。

音声データでも聞くことができるようになっておりますので、

通勤時に聞き流していただいても結構です。

音声はこちら

「自費移行のタイミングがわからなくなってしまった先生もおられます」

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田口
田口

では今回もアドバイスいただける先生をご紹介します。

兵庫県小野市で

こころ鍼灸整骨院の院長であり、

治療院成功塾を運営されている

作尾大介先生です。

作尾先生

今日もよろしくお願いします!

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作尾先生
作尾先生

皆さん、こんにちは。

治療院成功塾の

作尾大介と申します。

よろしくお願いいたします!

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田口
田口

作尾先生、前回は健康保険の取り扱いをやめるのと同様に交通事故の患者さんを自賠責保険で診ることをやめましょう、ということを教えていただきました。

 

作尾先生
作尾先生

はいそうですね、自賠責保険の扱いをやめるのは本当に勇気のいることですが、特に困っていない患者さんのために、本当に困っている患者さんに迷惑がかかるなんて本末転倒ですので、患者さん全員を自費治療にしましょう。

 

田口
田口

はい、承知しました。

ですが作尾先生、患者さんを全員を自費治療にしましょう、と目指すことは分かりますし、健康保険も自賠責保険も取り扱わないというのは、改めて考えるとハードルが高いですよね。

 

作尾先生
作尾先生

そうですね。

自費治療がいいと思っても

「でもなぁ。そうは言ってもなかなか難しいよなぁ。」という先生が多いですね。

 

田口
田口

はい、長年、保険を扱っている先生ほどその傾向がありますよね。

実際、今現在でも保険を扱っている先生の実情ってどうなんでしょうね。

請求が厳しいとか、保険患者さんが減ったとか聞きますけど実際はどうなんでしょうか?

 

作尾先生
作尾先生

そうですね。

実は、先日たまたま健康保険の取り扱いをメインにしているという接骨院の先生とお話しする機会があったんです。

 

田口
田口

そうですか!

やっぱり保険を扱うのはしんどいという感じでしたか?

 

作尾先生
作尾先生

それがですね、都道府県によって差があるかもしれませんが、

実際は普通に保険請求が認められてしまうということらしいので、

書類さえ整えておけば大丈夫のようです。

 

田口
田口

そうなんですか?

だって急性のケガの人なんかほとんどいませんよね。

いたとしてもごく少数だと思うんですよね。

それでなんで請求が認められるんでしょうか?

 

作尾先生
作尾先生

はい、そこには大きな闇と言いますか、昔ながらの慣習があるようです。

これは実際に聞いた話ですが、やはり患者さんには慢性症状では保険が使えませんよ、

という説明はしっかりするそうです。

 

田口
田口

なるほど、では保険が使えないから自費で、となるということですか?

 

作尾先生
作尾先生

そうなるといいのですが、実際は違うようです。

慢性症状では使えないから、何か変わったことをしなかったか、数日以内に無理をしたとか、洗濯物を干すときに肩を上げて痛みを感じたことはなかったか?などと誘導的な質問をするそうです。

田口
田口

ん〜、なかなかの闇ですね。

それで患者さんは「じゃ、それで」みたいになるんですか?

作尾先生
作尾先生

そういう方もいるかもしれませんが、患者さんは保険制度なんか分かりませんし、結局は

「先生のええように書いとってよ」となるそうです。

「じゃあ、こんな感じで書いておきますね。」と受傷機序が作り上げられるとのことでした。

つまり、患者さん本人の主訴が肩こりだとしても、請求上はケガとなるということですね。

田口
田口

それはヤバいですね。

この話はしても大丈夫なんでしょうか?

作尾先生
作尾先生

その先生には名前や地域を伏せた上で公開してもいいよ、許可をもらっています。

田口
田口

そうなんですね。

でもその先生もよく話してくれましたし、公開してもいいよと言ってくださいましたよね。

こんなリアルな話、ちょっと引きますが・・・

作尾先生
作尾先生

そうですよね。

その先生も本当は自費移行したいんです。

そして実際に動き始めておられます。

色々インタビューしているうちに、ご本人も

「なんで保険なんか扱っているんだろう。話しているうちに本当に嫌になってきました」

とおっしゃっていました。

田口
田口

やはり、そうですよね。

まともな柔道整復師ならそう感じると思います。

作尾先生
作尾先生

そうですね、健康保険の扱いを長年にわたって続けてきたことで、自費移行のタイミングがわからなくなり、そのまま続けているという先生も多いようです。

そしてこの話にはまだ続きがあって、さらに驚く内容をカミングアウトしてくださいました。

長くなりそうですので続きはまた次回ということにします。

田口
田口

承知しました。続きが気になりますね。

作尾先生、本日も貴重なお話しをありがとうございました!

作尾先生
作尾先生

ありがとうございました!

田口
田口

次回はこの続きになりますのでしばらくお待ちくださいね。

では今日はこの辺で失礼します。

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【治療院成功塾】

https://chiryoin-jihiseiko.com/

治療院成功塾の作尾先生に自費移行の質問をする時はこちらから

https://lin.ee/1PVAAYvVM

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